NOHGA HOTEL UENO TOKYO、NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYOでもコラボレーションした東京・台東区に拠点を構える『Syuro』が制作したオリジナルハンガーと洋服ブラシ。
それらをノーガホテル清水京都では、世界に誇る伝統工芸「漆塗り」を施し、京都ならではのプロダクトに昇華させた。
日本の伝統的な仕上げ技術のひとつで、使えば使うほどに増してゆく艶やかさが魅力の漆塗りのプロダクトは、京都府の南に位置する宇治市にて、創業80年以上を数える老舗との協業で誕生。
京都を中心とした寺社仏閣・仏壇仏具の修復、さらにはインテリアやオブジェクトの製作など、多岐に渡り活動する『牧野漆工芸』は、現在3代目の牧野俊之さん、22歳の若き4代目 牧野昴太さんを筆頭に、ベテランから10代後半の若手まで総勢10数名の職人からなる、京都を代表する漆塗りのスペシャリストたちで構成される。
『NOHGA HOTEL』の焼印が押されたハンガー・ブラシに、抗菌・防虫、抗ウイルス作用のある日本古来の柿渋を用いた塗料をひとつずつ丁寧に刷毛で塗っていく。 塗っては乾かす、といった手間暇のかかる作業を計3回。
こうして出来上がった、 歴史と伝統の息吹が宿る素晴らしいプロダクト。
衣服に優しく沿う形状と、しっかりとした存在感。
それにプラスされた日本の伝統的な漆塗りにぜひ触れてみてほしい。